なんのために?

「何のために、YOGAを伝えているの?」
答えは、皆んなそれぞれ違うとおもいます。
私の場合は、
「身体が楽になってもらいたいから。」
「心が軽やかになってもらいたいから」
身体=心
難しいポーズができる、できないかにはこだわらず、
その人の、今の身体に合ったポーズをしてもらう。
身体の歪みをとるために、身体を本来の形に還すために。
身体の歪みがとれると、身体の痛みがなくなり、身体と心が健康になります。
こんな言葉があります。
「健全な精神は健全な肉体に宿る。」
身体が変わると、自動的に、心も変わるのです。
いろいろな人の心と身体をみてきて、心からアプローチするよりも、身体からアプローチするほうが、近道だと思います。
身体=脳だからかもしれません。
定期的にレッスンを受けてくださっている素敵な家族がおられます。
昨日は、末のお嬢さんがレッスンにご参加くださいました。
以前にヨガレッスンを受けて、ポーズができないことでトラウマになってしまったって。
家族に説得されて渋々の参加だったようです。
レッスン後、お嬢さんの曇っていたお顔が一気に明るくなり、とても良い表情をされていました。
お父さんからは「先生がこういうYOGAを伝えてくださっていること、我々にとって、本当に有難いことです。」って言ってもらえ、
一人で、ジーーーーン。
その方が、身体と、心と、呼吸と向き合い、心地よいと感じる時間だったら、ポーズがきまっても、きまらなくても、関係ないのです。
「身体硬いから。」「ポーズできないから。」って言って、ヨガをあきらめないでくださいね。